千曲錦酒造 【鳴龍】

■『鳴龍』(なきりゅう)とは?

信州・上田市にある妙見寺は、正式名称を真言宗武石山妙見寺といい、初めは後鳥羽天皇の文治年間に武石の豪族の岳石三平胤盛が鳥屋に建てました。
その後、移転や改築が行われ、応仁年間(1467〜68)の本堂大改修の際に住僧・弘算が本堂並びに妙見堂を再建し、この時に狩野派の画家・秀山信尹を招いて上下2頭の龍が描かれ、本堂外(げ)陣の大天井に十畳の間一杯に組み込まれました。
この龍の絵がいわゆる「鳴龍」です。

「鳴龍」の名の由来は、龍の頭の真下で手を打つと、天井裏に共鳴して「キルルルルー」といった見事な音声を発するところから、それを龍の鳴き声と捉えてこの名が付けられました。

この妙見寺の「鳴龍」は「日本四方鳴龍」の一つで「南鳴龍」と呼ばれており、他に北は青森の竜泉寺(焼失)・東は日光東照宮の本地堂(ほんじどう=重要文化財)・西は京都の相国寺の「鳴龍」が知られています。

■千曲錦酒造のリキュール・ブランド『鳴龍』

純米酒&そば焼酎「帰山(きざん)」でおなじみ長野県佐久市の千曲錦酒造が、リキュール部門のブランドとして立ち上げたのがこの「鳴龍」です。

佐久市は「鯉の郷」としても知られておりますが、古来より鯉は滝を昇ると龍に変身すると言われています。
また、龍の涙を飲むと病気が治り長生きできるとの逸話もあり、それにあやかってこの名を銘柄としたわけです。

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