松山酒造/京都府 【十石(じっこく)】 【松山酒造について】 松山酒造は大正12年(1923年)に三重県名張市において創業。 昭和33年(1958年)に京都・伏見の大倉酒造(現在の月桂冠株式会社)が同社の酒造権と内部設備を取得し、同年より月桂冠グループの一員として現地で醸造を行っておりましたが、昭和34年に内部設備ごと京都市伏見区に移転。 そして昭和42年には同じ伏見区内の現在の地に再度移転し、伝統的醸造を続けてきたものの、コロナ禍で需要が減少したこともあって2021酒造年度(2021年・秋〜2022年・春)は生産を休止することに…。 今後のあり方を模索する中、創業100周年に当たる2022BYより「月桂冠」で名を馳せた名杜氏・高垣幸男氏を擁して独自ブランド「十石(じっこく)」を立ち上げ、明治期建造の歴史ある酒蔵で再び酒造りに挑むこととなりました。 【「十石」ブランドについて】 豊臣秀吉によって整備された伏見は、その長い歴史の中で城下町、宿場町、そして京の都最大の内陸港として栄えてきました。 その繁栄の大きな礎となったのは日本各地と京を結んだ「水運」でした。 伏見は、秀吉の死後に天下を掌握した徳川家康が開いた江戸幕府の直轄地となり、伏見の港は旅人や全国各地の荷を積んだ大小の舟(三十石舟、十石舟)で賑わい、交通と流通の基地として大きな役割を果たしていました。 そんな当時の伏見の繁栄に思いを馳せ、『小さな舟を大海に漕ぎ出すように、一から挑戦する意志を込め』(高垣氏談)、新たな酒名を「十石」と名付けた次第です。 【製造部長・高垣幸男(たかがきゆきお)氏】 松山酒造の製造部長(杜氏)を務める高垣幸男氏は、京都大学農学部を卒業後、1991年に月桂冠(株)に研究職として入社。 月桂冠(株)の米国法人での7年間の醸造責任者の経験などを経て、主力工場の一つである大手1号蔵の醸造責任者に就任。 最新機械を兼ね備え、四季醸造が可能な大規模蔵において、十数名のスタッフとともに年間11万石を超える日本酒を製造。 全国新酒鑑評会では8度の金賞受賞。 高級酒造りはもちろんのこと、至難の技とも言われる最大80トンもの規模の普通酒の発酵管理の経験と技を有し、若手の育成にも尽力してこられた方で、そうした功績が評価されて、令和元年度には京都市産業観光局より『未来の名匠』に認定された名杜氏です。 表示数: 10 20 30 50 100 画像: 小 中 大 在庫あり 並び順: 選択してください おすすめ順 価格の安い順 価格の高い順 売れ筋順 表示方法: 2件 十石 <祝>純米吟醸 (火入れ) 1800ml 3,300円(税別) (税込: 3,630円) 十石 <祝>純米吟醸 (火入れ) 720ml 1,650円(税別) (税込: 1,815円) 在庫数 在庫なし
松山酒造は大正12年(1923年)に三重県名張市において創業。
昭和33年(1958年)に京都・伏見の大倉酒造(現在の月桂冠株式会社)が同社の酒造権と内部設備を取得し、同年より月桂冠グループの一員として現地で醸造を行っておりましたが、昭和34年に内部設備ごと京都市伏見区に移転。
そして昭和42年には同じ伏見区内の現在の地に再度移転し、伝統的醸造を続けてきたものの、コロナ禍で需要が減少したこともあって2021酒造年度(2021年・秋〜2022年・春)は生産を休止することに…。
今後のあり方を模索する中、創業100周年に当たる2022BYより「月桂冠」で名を馳せた名杜氏・高垣幸男氏を擁して独自ブランド「十石(じっこく)」を立ち上げ、明治期建造の歴史ある酒蔵で再び酒造りに挑むこととなりました。
【「十石」ブランドについて】
豊臣秀吉によって整備された伏見は、その長い歴史の中で城下町、宿場町、そして京の都最大の内陸港として栄えてきました。
その繁栄の大きな礎となったのは日本各地と京を結んだ「水運」でした。
伏見は、秀吉の死後に天下を掌握した徳川家康が開いた江戸幕府の直轄地となり、伏見の港は旅人や全国各地の荷を積んだ大小の舟(三十石舟、十石舟)で賑わい、交通と流通の基地として大きな役割を果たしていました。
そんな当時の伏見の繁栄に思いを馳せ、『小さな舟を大海に漕ぎ出すように、一から挑戦する意志を込め』(高垣氏談)、新たな酒名を「十石」と名付けた次第です。
【製造部長・高垣幸男(たかがきゆきお)氏】
松山酒造の製造部長(杜氏)を務める高垣幸男氏は、京都大学農学部を卒業後、1991年に月桂冠(株)に研究職として入社。
月桂冠(株)の米国法人での7年間の醸造責任者の経験などを経て、主力工場の一つである大手1号蔵の醸造責任者に就任。
最新機械を兼ね備え、四季醸造が可能な大規模蔵において、十数名のスタッフとともに年間11万石を超える日本酒を製造。
全国新酒鑑評会では8度の金賞受賞。
高級酒造りはもちろんのこと、至難の技とも言われる最大80トンもの規模の普通酒の発酵管理の経験と技を有し、若手の育成にも尽力してこられた方で、そうした功績が評価されて、令和元年度には京都市産業観光局より『未来の名匠』に認定された名杜氏です。